本プロジェクトは、研修ではなく「設計と実装」です。具体的には、以下のフェーズで進めます。
Phase1:経営判断基準の可視化(経営者セッション×3)
社長と1対1で実施します。扱うのは、社長の頭の中にある“暗黙のルール”です。
扱うテーマ(例)
・どんな利益は取るか
・どんな利益は取らないか
・短期資金圧力時、何を優先するか
・顧客信頼と利益の優先順位
・理念は実際に何を守るためにあるのか
・例外判断をどこまで許容するか
成果物
・経営判断基準ドキュメント(明文化)
・判断の優先順位シート(短期と長期の整理)
Phase2:営業・倫理ライン設計(管理職セッション×2)
曖昧な“空気”をルールにします。現場で迷いが生まれやすい論点を、基準として固定します。
扱うテーマ(例)
・案件選別基準(受ける、受けない)
・値引き基準(どこまで、どの条件なら可)
・セット販売の許容範囲(やる、やらない、例外の条件)
・説明責任の範囲(どこまで顧客に伝えるか)
・例外対応ルール(誰が判断し、どう承認するか)
成果物
・営業判断ラインシート
・例外判断フロー(承認経路の明確化)
Phase3:若手とのブリッジ対話(若手セッション×2)
若手に共有するのは精神論ではありません。判断基準の「意味=価値」を理解できる状態にします。
扱うテーマ(例)
・会社が守ろうとしているものは何か
・判断基準の具体例(なぜそうするのか)
・若手が感じている違和感の整理
・基準に基づいた主体的行動とは何か(行動例まで)
成果物
・若手向け共有資料(判断基準の言語化版)
・若手側の違和感マップ(論点の見える化)
Phase4:翻訳回路の実装(合同セッション×1)
「共有した」で終わらせません。日常の対話に組み込みます。
実装すること
・1on1の設計(質問テンプレート)
・判断基準を日常業務で扱う運用
・管理職と若手の“合意の言語”を揃える
導入する問い(例)
・今回の判断は、会社の判断基準と整合しているか
・短期と長期の優先順位はどうなっているか
・違和感がある場合、どこにあるか
成果物
・1on1質問テンプレート
・運用ガイド(管理職向け)